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パンダルーム
初心者向け政治ブログ。
橋下氏には注意しましょう
今、日本で一番注目を集めていて人気があるのは、橋下徹氏でしょう。


橋下氏は、弁護士であり、タレント出身であるから、とにかく話が上手い。


何も考えずに聞いていると、いつの間にか、橋下氏のペースに引き込まれてしまう。


また、外見が今までの政治家にはいないタイプです。


そういう点が受けているのかもしれない。






でも、政治家にとって大切なのは、政策・発言・思想です。


その政治家を支持するかどうかは、政策や発言を知った上で、決めなければダメだよね。


橋下氏が良いか悪いか判断する時も同じ。


決して良いか悪いかをイメージで判断してはいけない。


だけど、橋下氏を支持している人の中には、「何かやってくれそう」とか「民主党も自民党もダメだから」とか、政策とは別の理由で支持している人が結構います。


それは危険ですよ。


小泉元首相の時を思い出して下さい。


小泉さんは、自分の一押しの政策である郵政民営化についてさえ、ろくに説明出来なかった。


ちょっと突っ込まれると、《キレる》か《話をそらす》かのどちらかだったね。
(↑この辺、橋下氏も全く同じだよね)


でも、マスコミが小泉さんの《劇場型政治》を好意的に取り上げたので、彼の支持率はずっと高かった。


郵政選挙の時も、マスコミはまるで《小泉応援団》であるかのような報道を繰り返した。


あの一連の報道を見ていれば、「郵政民営化は必要だよな」と思っても不思議ではない。


まあ、そういった報道の結果、大勢の国民が訳の分からぬ内に郵政民営化を支持し、小泉さんのいる自民党に投票してしまった。


大量の議席を得た自民党は、国民の負担が増える政治、福祉を切り捨てる政治を実行しました。


国民生活は更に苦しくなってしまったのです。


それもこれも、「何となく良さそう」「小泉さん、カッコいい」「郵便局の公務員は減らすべき」というようないい加減な理由で自民党に投票した我々国民自身の責任です。





なので、同じ過ちは繰り返してはいけません。


橋下さんの事、イメージで何となく支持するのはやめましょう。
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クーデター
《亀井静香氏ら、国民新党からの離党を表明》

日本テレビ系(NNN) 4月6日(金)

 連立政権からの離脱を主張して国民新党の代表を解任された亀井静香氏らは6日、記者会見を行い、離党を表明した。先週から続いた国民新党の騒動は、前代表らが離党するという形で決着した。

 亀井前代表「ただいまをもって、国民新党から離党します。国民の皆さんや党員の皆さん方に対して『申し訳ない』という気持ちでいっぱいです」

 国民新党本部で6日夕方に記者会見した亀井前代表は、無念さをにじませながら離党する考えを表明した。同じく連立政権からの離脱を主張して、政調会長を解任された亀井亜紀子氏と2人の離党となった。2人は当面、無所属で活動するとしているが、亀井前代表は東京・石原慎太郎都知事を党首とする新党立ち上げに意欲を示した。







消費税の増税に対する対応をめぐって、国民新党が分裂してしまいました。


消費税増税に反対→亀井静香、亀井亜紀子

消費税増税を容認→自見庄三郎、下地幹郎、森田高、浜田和幸、松下忠洋、中島正純



亀井静香氏は、「消費税を増税しないと国民と約束した。国民との約束を破る訳にはいかない」と言って、民主党との連立を解消。


ところが、消費税増税容認派の6人が「いやいや、連立は維持する」と言い出した。


それで、ここ数日間、混乱が続いていた訳ですね。


で、こともあろうに、6人の連立維持派は、正当ではないやり方で亀井代表を解任。


つまり、クーデターを起こしたのです。


最初は、亀井氏も「解任は無効だ」と言っていました。


が、「これ以上、混乱状態を続けるのは良くない」という事で、党を離れる事を決意しました。






国民との約束を守ろうとした亀井静香氏。


その亀井氏がクーデターによって、国民新党を去る事になりました。


我々国民は、こういう本物の政治家を応援していくべきだと思います。


政治家というのは、イメージや外見や年齢で選んではいけない。


政策、発言、思想などで判断していきましょう。


今回の件で、亀井氏の懐の深さが改めて分かりましたね